報酬=労働じゃダメですか?

就業中以外はやる気のない下っ端コメディカルの、投資とかの雑記 ※業務時間外につき、医療とかの話は基本的にしません※

【初心者向け】投資信託チェック・ポイント

 

 

 

ミもフタもない持論

 

 ぶっちゃけた話、投資に正解はありません。

 ついでに言えば、これを書いている人間も初心者なので、難しいことは分かりません。

 それでも初心者なりに勉強してきたこと、短いながらも運用経験で見えてきたことなどを書き綴ってみます。

 

誰が見てもダメ(だろう)ポイント

 

買付手数料

 

ヒドいものだと買付金額の4%とかです。
インデックス・ファンドの年利回りが平均5%前後。買付で4%の手数料を支払ってしまえば、1年弱運用してようやく元本割れを脱せるかという計算になります。(実際にはここまで単純ではありませんが)
アクティブ型なら利回りはファンド次第ですが、「マイナスからスタートしている」という意識は持っておくに越したことはないかと。
利益が溜まらない内に売買を繰り返せば当然、手数料がかさんで損失がふくらむことになります。(これは投信に限りませんが)
つみたてNISAではノーロード(手数料0円)でも、特定口座で買うと手数料がかかる商品もあるため、注意。

 

 

信託報酬

 

ファンドを保有する間かかり続けるため、リターンへの影響は買付手数料より深刻です。
インデックス型の場合、指数が同じなら(理論上は)値動きも同じになるので、より安い方が有利。
バランス型の場合、ファンドにより中身が異なるため、利点が信託報酬に見合うかどうかを評価することになるでしょう。
アクティブ型は総じて信託報酬が高いため、実質的なリターン(期待利回り-信託報酬)に納得できるかどうか。コストにリターンが見合っていないものは、もちろんダメです。

 

  • アクティブ・ファンドがアレコレ言われるのは、高いリターンを出し続けるのは難しい一方、信託報酬は確実にかかっていくため、トータルで手数料負けしやすいせいです。

 

 

純資産

 

ファンドの規模を表すので、基本的に大きい方がベターです。
少なすぎると、運用の効率化を図れなかったり、繰上償還のリスクが上がります。
長期で保有するなら、10億円以上が目安とされているようです。(もっと多い方が良いとする意見もある)

 

 

純資産の推移

 

下がっているようなら、「運用が不調」「資金が流出している(=売る人が多い)」などの状態にあると考えられます。
繰上償還のリスクが高いため、避けた方がよいサインです。

 

  • 上がっている場合、「営業や広報がスゴくて売れているだけ」という可能性がなきにしもあらずなため、運用が好調とは必ずしも言い切れなかったりします。

 

出来たばかりのファンドの場合、純資産は少なくて当然のため、「純資産が順調に増えているか=資金が集まっているか」が、評価項目の一つになります。

 

 

トータルリターン


これが大きいファンドは調子がいいと言えますが、相場に左右される面もあります。
インデックス型の場合、上がるも下がるも指数次第です。(市場そのものが悪ければ、マイナスになるのが当たり前)
アクティブ型の場合、1、2年の不調ならともかく、何年もリターンが思わしくないようであれば、避けるべきファンドと言えるでしょう。

  

 

特別分配金

 

通称「タコ足分配金」。
デメリットが多いので、コレを出すファンドは避けるのが無難。

 

『タコ足分配』はなぜ嫌われる?

 

 普通分配金は、「運用で生じた利益」を出資者に配分するもの。なので利益が出なければ当然、分配金を出すことはできません。

 しかし中には、資産を取り崩してでも分配金を出すファンドがあります。

 この「取り崩された資産=元本」こそが、特別分配金の正体です。そのため、別名を『元本払戻金』といいます。(そのまんま)

 もともと元本である証拠に、運用益にかかるはずの20%の税金が、特別分配金にはかかりません。

 

 ファンドの運用が上手くいかず特別分配金ばかり出すようになると、純資産が減っていきます。

 純資産が減少すると基準価額も下がるため、「基準価額×口数」で表される評価額が下落します。

 よって、いざファンドを解約しようとすると、戻ってくる金額の少なさに愕然とするハメになるのです。(元本の一部は特別分配金として受け取り済みなので、当たり前といえば当たり前)

 

 なぜファンドはこのような事をするかといえば、高利回りの分配金に魅力を感じる客が多いからです。 

 そういった客は分配金が減れば逃げていくでしょう。そのため、わが身=資産を削ってでも分配金を出し続けようとするのです。

 そんな様相から、「タコは飢えると自らの足を食べる」という俗説にちなんで、『タコ足分配』なる呼称が用いられています。(実際には食べないらしい)

 

つまりタコよりアホってこと?

 

「知らない方が悪い」という、お金の世界のオキテが垣間見えるシステムです……。

 

  • 特別分配金を出すかどうかは、目論見書に記載されています。

 

その他、知っておくとおトク(かも知れない)こと

 

隠れコスト(実質コスト)

 

投信保有中にかかるコストといえば信託報酬ですが、実はこれ以外にもコストが発生しています。
「隠れ」と付くだけあり、ファンドが公表するデータにはありません。(そもそも俗称なので正式名称もない)
運用に伴う不確定な経費などが含まれており、年ごとに変動することが多い上、あぶり出すには計算が必要になります。
ただメジャーな商品であるほど、法外なものは多分ネット上でウワサになるので、どこまで気にするかはその人次第。

 

リュータンはあんまり気にしないなぁ…(メンドいから)

 

 

分配金

 

資産形成が目的の場合、投資信託の運用益を再投資し、複利効果を得ることが重要になります。
分配金という形で受け取ると20%の税金がかかるため、そのお金を投資に回したとしても、税金分だけ目減りしていることになります。
分配金を出さないファンドの場合、運用益は全額が純資産に積み上げられるので、より効率が良いと言えます。

 

 

信託財産留保額

 

ファンドを解約する人が出ると、売却金をその人に返却する必要があります。

そのお金は純資産から出すことになるため、基準価額の下落につながります。

よって、ファンドを保有し続ける人たちの不利益にならないよう、手数料としていくらか置いていって貰おうというのが、信託財産留保額の位置付けです。(なのでこのお金は、純資産に戻される)

そのため、短期で売買を繰り返すならない方がよいですが、長期で保有するならあると有利になります。
そもそも投資信託の性質からして、短期トレードには不向きなので、あっても問題は別段ないでしょう。
長期投資をするにしても、ないとダメというものでもないため、あまり気にする必要はないかと。
解約時に利益が(見た目に)減るのは確かなので、それが嫌な人は避ける、でいいと思います。

 

 

トラッキングエラーとかシャープレシオとか

 

真剣な投資家さんなら、ちゃんと勉強するのでしょうが……。
アクティブ・ファンドを買うなら、このあたりも把握した上で評価するべきなのでしょう。
インデックス・ファンドの場合は、連動する指数や同種のファンドと比較して、おかしな挙動(値動き)をしていないかの方が重要な気がします。

 

このへんはリュータンもよく分かりません