報酬=労働じゃダメですか?

就業中以外はやる気のない下っ端コメディカルの、投資とかの雑記 ※業務時間外につき、医療とかの話は基本的にしません※

【初心者向け】『iDeCo』は老後資金専門枠

 

 

 

Q. NISAとの比較を述べなさい。

 

A. めんどい方がiDeCo。

 

節税は最強! でも制約多し

  

 iDeCo(イデコ)の正式名称は「個人型確定拠出年金」。
「年金」と名のつく通り、老後資金を積み立てることが目的の制度です。
 恒例のざっくり解説は、以下の通り。

 


 

  • 20~59歳で、国民年金保険料を支払っている人(専業主婦/主夫を含む)が加入できる。

 

  • 1人1口座のみ開設可能。(両NISAと併用可)

 

  • 運用益が非課税。さらに掛け金が所得控除される。(年末調整や確定申告が必要)

 

  • 原則、60歳になるまで資金を引き出せない。

  

  • 職業などによって、掛け金の上限額が異なる。

  

  • 購入できる商品が、金融機関によって異なる。

 

  • 両NISAと異なり、資産の売却に制限はない。(資金はiDeCo口座にプールされる。別の商品の購入も可能)

  

  • 口座の開設時、会社員や公務員は、勤め先に書いて貰わないとならない書類がある。

 

  • 申込みから口座開設まで、1~2ヶ月くらいかかる。

 

  • 手数料とか多い。

 

  • 特別法人税の恐怖。

 

必ずしも万人向けではない

 

 ヘタな使い方をすると、最悪、手数料負けして損するのがiDeCoです(←運用以前の問題…)

 原則的に、開始するとやめられない(資金を引き出せない)ため、事前に十分な検討をしましょう。

 中には、iDeCoを始めるべきではない、NISA/つみたてNISAの方が向いている人もいます。

 

特に事前検討をした方がいいケース


 

 

お金に余裕がない人

 

投資は余裕資金で。
iDeCoの掛け金は、60歳まで引き出せないことを忘れてはいけません。
住宅購入や教育費などのまとまった支出が予定される人も、無理がないか一考した方がよいです。
ただし、貯金が苦手でお金がないタイプの人の場合、やめられない・引き出せないiDeCoの性質がマッチする可能性もあります。

 

 

借金がある人

 

早く返そう!
クレカのリボ払い溜めてる人とかも、iDeCoなんかやってないでさっさと返す。立派な負債です。

 

 

ローンがある人

 

住宅ローンだと税金控除があったりするので、一概には言えませんが……。
退職後もローンが残るような状況は避けた方が賢明と思いますので、iDeCoより返済優先でしょう。

 

 

控除される税金がない人

 

所得控除の恩恵がない状態で元本保証の商品を選んだりすると、確実に手数料負けします。
運用益非課税の恩恵は受けられるので、リスクをとっても利回りを求める人ならOKです。

 

 

学生の人

 

仕事が決まって落ち着いてからの方がいいと思います。何があるか分かりませんから。
投資をしたいのなら、NISAかつみたてNISAで。

 

iDeCoの掛け金は毎月払い

 

掛け金の限度額

 

 掛け金の拠出は、月々5000円から、1000円単位です。

 限度額は、職業や企業年金の有無などによって異なります。

 

iDeCo/掛け金の限度額一覧

 

 ※1 国民年金基金・国民年金の付加保険料との合算。

 ※2 企業型確定拠出年金。

 

 

 掛け金の拠出を停止(手続きが必要)すると、運用指図者として、iDeCo口座の資産運用を続けることになります。

 ただし、その場合でも毎月かかる手数料がある上、受け取り時の退職所得控除にも影響してきます。

 掛け金の額は、年に1回、変更可能です。

 

 

まとめて拠出(年単位拠出)

 

 2018年からは、掛け金を毎月ではなく、1~複数回にまとめることが可能になりました。

 ただし、掛け金の前納はできません。

 そのため、拠出回数を1回にする場合、掛け金の納付月は必ず12月になります。2回なら、任意の月1つと12月です。

 iDeCoの申し込みをすると、金融機関から「加入者月別掛金額登録・変更届」という書類が送られてきますので、拠出プランを記入して返送すると対応してもらえます。(すでに始めている人も取り寄せ可能)

 なお、iDeCoでは「12月~翌年11月」を1年とし、掛け金の納付日(実際に引き落としがある日)は翌月の26日となります。

 

なので拠出回数が1回の場合、11月分の掛け金として、12月に納付することになります。(まぎらわしい…)

  

所得控除の申請に必須「小規模企業共済等掛金払込証明書」

 

 会社員や公務員は、年末調整でこの証明書が必要になります。(10月以降に送られてくる)

 しかし年単位拠出を利用している場合、9月までに1回以上、掛け金を納付しておかないと、証明書の発送が年末調整に間に合わない(確定申告が必要になる)という問題がありました。以前は。

 現在は制度が改正され、年1回の拠出(12月納付)でも証明書が送られるようになっています。

 ※自営業者など、自分で確定申告をする際にも必要。

 

 

引き落とし口座の残高不足に要注意

 

 iDeCoでは、掛け金の追納もできません。

 掛け金の引き落としに失敗すると、その分は拠出不可能になるということです。

 年の途中からiDeCoを始める場合も同様で、過去分の拠出はできません。

 

 


 

  月払い・1年単位という点では、つみたてNISAに似ていますが、比較すると制限がより多いです。

 手数料については、さらに複雑で厄介なため、記事を分けます。

 

厚労省も、もうちょっと色々がんばってください。

 


 

 iDeCoの手数料と金融機関については、こちら ↓