報酬=労働じゃダメですか?

就業中以外はやる気のない下っ端コメディカルの、投資とかの雑記 ※業務時間外につき、医療とかの話は基本的にしません※

【初心者向け】資産運用を始めるために必要なモロモロ

  

 

 

 

 世間では、ロボアドや少額投資、ポイント投資など、「初心者向け」とされる商品やサービスが目白押しな今日この頃。
 今回は、「とりあえず何か始めてみよう」と思われた方向けの話です。

 

おべんきょうタイムはじめー(…zzZ)

   

「…で、結局、ドレがいいの?」

 

 究極的には、コレに集約されるかと。
 調べれば調べるほど情報が出てくるこの世界。「とりあえず始めてみる」までのハードルが高すぎるのが困りものです。リスクが伴うだけに。

 

なにより手続きがメンドい。

 

 そんな状況を半年以上、放置した末に脱却した筆者が勧めるのは、次の2つ。

 

『NISA/つみたてNISA』『iDeCo』

 

 お約束すぎる。

 

『NISA』『iDeCo』は非課税口座

 

 株式でも投信でもその他でも、利益が出れば税金がかかります。
 税率は、運用益(配当金や分配金を含む)に対し20.315%
 例えば、元本100万円のものが110万円になった時に売却(利益確定)すると、増えた分10万円の20.315%、つまり約2万円が税金で差っ引かれることになります。せちがらい……。

 

  • はやりの仮想通貨(ビットコインなど)は、雑所得に当たるので税金の計算が違います。最高税率は55%

 

 非課税口座だとこの税金がかからないので、10万円まるまる受け取れるのですね。
 この部分だけを見れば、やらない理由がない好条件です。

 とはいえ思考停止で飛びつくと、利点を活かしきれなかったり、「こんなハズじゃなかった」になりかねないのがこれらの制度。

 

 特にiDeCoな。何でこんなにワナみたいな要素多いのか。

 

 ただし恩恵はNISAより上です。
 果実を得たければ、知って活用するしかない。文句言っても仕方ありません。

 

始めるには、証券口座の開設が必要

 

「そもそも証券口座ってナニ?」「銀行口座とどう違うの?」
 初心者の率直な疑問だと思います。筆者も当時はよく分かりませんでした。
 平たく述べますと、株式や債券、投資信託といった金融資産を扱い、管理するための口座が証券口座です。
 現金を入れておくのは銀行口座と同じですが、振込や引き落としなどはできません。

 NISAやiDeCoを始めるには、選んだ証券会社の課税口座(『特定口座』か『一般口座』)を開く必要があります。
 加えて、証券口座への入出金をするための銀行口座も必要。
 手続きで使うのは、免許証などの本人確認書類と、マイナンバーカード or 通知カードです。
 引っ越しなどで記載の住所と現住所が一致していない人は、先に更新をしておきましょう。特にマイナンバーの方。もらいっぱなしの人、多いと思います。(更新は市町村役場で可能)
 ネット証券だと、免許証やカードをスマホのカメラで撮って送信すればOKなところもあるため、登録は早いし簡単です。パスワードなどの書類は郵送なので、即日の完了は無理ですが。
「ネット」と付くだけあってインターネット上での利便性が高く、手数料も安いのがネット証券です。

 銀行や総合証券(店舗型の証券会社)でも証券口座は開けますが、いらん勧誘を防ぐためにも、ネット証券を選ぶのがベターでしょう。一部の銀行や総合証券のアレさはあちこちで語られてるし。 

  

ネット証券はよりどりみどり

 

 三大大手、SBI・楽天・マネックスをはじめ、ホントに色々あります。証券会社。
 それぞれサービスに特色があるので、どこでも同じとはいきません。できる事できない事、あります。
 そうなると、慎重に、慎重に、決めたくなりますが――。

 

 とりあえず、『SBI証券』か『楽天証券』でいいと思います。

 

 どっちか選んでおけば、困ることは多分ないので。(個人情報を渡すのが嫌でなければ、両方開くのがベスト。外国株をやるなら『マネックス証券』も候補)
 どちらも自社グループ内にネット銀行(住信SBIネット銀行・楽天銀行)を持っていますから、開設手続きを簡略化できたり、連携させるとおトクになったりしますし。

 株・ETFをやるなら、取引手数料もチェック・ポイントです。

 

そして口座の種類でけつまずく

 

 証券会社を決め、個人情報を登録していくと、またまた出てくる見慣れぬ語句。

 

『特定口座』『一般口座』

 

 これらは課税口座と総称され、NISAやiDeCoではかからない税金(運用益に対し20.315%)がかかります。

 その税金を納めるのには、確定申告が必要になります。(しないとフツーに脱税)

 しかし、特定口座で行った取引分については、確定申告に必要な計算を銀行や証券会社が代行して、年間取引報告書にまとめてくれるのです。

  さらに特定口座には、「源泉徴収あり・なし」という選択肢があります。

「あり」だと、税金を納めるところまで代行してもらえるので、確定申告は不要になります。(してもいい。した方がいいケースもある)

「なし」の場合、前述の年間取引報告書をもとに、自分で確定申告と納税を行います。

 

 一方、一般口座だと何もしてもらえないので、税金の計算や確定申告、納付まですべて自分でこなすことになります。

 

 特別な理由がなければ、特定口座でいいですが、悩むのは源泉徴収の有無。

 楽なのは「あり」ですが、払わなくていい税金まで取られてしまうこともあります。(しかも確定申告しても返ってこない)

 「給与年収2000万円以下」かつ「年間の利益が20万円以下」(細かい表現は違いますが)に該当する人は、「なし」を考えてみてもよいのかも。

 ただし確定申告の手続きを間違えると、何かやってることが勤め先にバレたりします。

  収入の多さがバレると困る人(扶養に入っている主夫/主婦や学生など)も、「あり」で確定申告せず済ませれば、扶養から外れる心配はありません。

 一番マズいのは、確定申告が必要になったとき、投資の利益の計上を忘れると、脱税になってしまうこと。

 源泉徴収「あり」にしておけば、銀行や証券会社が全部やってくれますので、うっかり脱税は防止できます。

 

 源泉徴収のあり・なしは、あとで変更可能ですが、資産の売却や配当の受取をしていると、その年内は変更不可です。

 

課税口座を開いたら、いよいよ非課税口座

 

 NISAとiDeCoはそれぞれ「1人1口座しか開けない=1つの証券会社に決めなければならない」ため、開設前の注意点については別記します。

 一度に全部把握しようとするとパンクしますので、ちょっとずつ。
 実際のところ、より分かりやすかったり、リスクが小さい(リターンも小さい)サービスもあります。
 しかし、老後資金などのまとまったお金を本気で増やそうと考えるなら、やはりNISA・iDeCoは避けて通れない制度です。
 初心者向けではないという意見もありますが、筆者個人としては、「勢いがあるうちに動くべき」と思うのです。口座を開くにしろ勉強するにしろ。
 この記事をここまで読んでくださった方なら、投資や資産運用に少なからず興味をお持ちのはず。
 実際に資金を投入するか否かはまだいいのです。やりたいと思った時にできるよう準備をしておくこと。それは決して無駄ではないし、大事なことだと思います。

 NISAやiDeCoが複雑だというのも事実なので、記事を分けて解説していきます。

 

 

 

 

 

より複雑で厄介なのはiDeCoなので、NISAから読むのがオススメ。