報酬=労働じゃダメですか?

就業中以外はやる気のない下っ端コメディカルの、投資とかの雑記 ※業務時間外につき、医療とかの話は基本的にしません※

ロボアド『ウェルスナビ』をやめるまでの備忘録

 

 

 

雑談です(分析とかできません)

 

 半年ほど使ってみたロボアド『ウェルスナビ(WealthNavi)』についての感想とかです。

 

ロボアドバイザー(ロボアド)とは?

 

「アルゴリズムに基づいて、AI(コンピュータープログラム)が最適な資産運用の提案を行うサービス」……とのこと。
「ポートフォリオの作成・商品の購入・運用・リバランス」まで全て自動でやってくれるタイプと、ポートフォリオ作成や売買タイミングの提案のみ行うタイプがあります。
『ウェルスナビ』『THEO』『楽ラップ』などは、全自動タイプです。

 全自動タイプのロボアドについては、最初の設定を済ませてしまえば、やること(出来ること)はほぼありません。ほったらかし。
 商品としての性質はバランス型の投資信託に近く、手数料はどこも1%前後(年率)です。
 2019年7月現在、NISAやつみたてNISAには対応していません。

 

ウェルスナビの成績表(リュータン編)

 

↓ こちらが、2018年11月~2019年6月に渡る筆者の運用実績です。

 

ウェルスナビ・運用成績

 

 線グラフが評価額(元本+運用損益)、薄青の部分が積立額(元本)です。

 月5~10万の積み立てをしていたので、どちらも右上がりのグラフになっています。

 

 過去記事(リュータンの苛麗なる投資足跡)でも紹介したとおり、スタートは2018年10月の暴落後。(初期投資額50万円)
 12月の暴落に巻き込まれ、しばらく元本割れしているのが分かります。
 その後、株価上昇に伴って回復。5月の下げでまたも元本が割れるも、かろうじてプラスでの売却に漕ぎつけています。

 

 

 

ウェルスナビ・運用益MAX

 ↑ 一番プラスだった頃

 

 

ウェルスナビ・運用益min

 ↑ 暴落のクリスマス(11%も下がったんだっけ…)

 

ウェルスナビを解約するまでの流れ

 

 ウェルスナビでは、ETF(上場投資信託)を介して、各アセット(資産)への投資を行います。

 米国株なら『VTI』です。(これは投信の『楽天・バンガード(米国株)』が実質的に投資しているETFでもあります)

 他に『日欧株』『新興国株』『米国債券』『金』『不動産』が対象となっており、設定されたリスク許容度に応じて、自動的にポートフォリオを組みます。

 リスク許容度は5段階で、1(最小)だと比較的安定な資産である『債券』に資金を多く配分します。

 5(最大)に近づくにつれ『株式』の比率が増し、ハイリスク・ハイリターンになっていきます。

 

 解約当時はブログを書く予定がなかったので、残念ながら細かいデータが残っていないのですが。

 全て売却した際のポートフォリオは、以下の通りでした。

 

 

ウェルスナビ・ポートフォリオ

 

 

 リスク許容度5(最大)のため、米国株と日欧株の比率が高くなっています。

 

 で。日欧株の成績がとにかくヒドかった。

 

 ファーウェイ(中国)がトランプ砲の標的になった際、新興国株もガッツリ下がったのですが。それよりもヒドかった。

 日欧株が穿っていく穴を、他のアセットで埋め続けているような状態でしたね。ポートフォリオ維持のためにウェルスナビも買い向かうんですけど、それでも上がらない。

 筆者は現状、米国株一本でもいいと思っている人間です。なのにその米国株の利益を、日欧株が食い潰している。

 だったらウェルスナビではなくて、米国株の投信なりETFを買えばいいじゃないかと。

 

 さらに述べると、暴落時、株式比率の高いウェルスナビも当然のように落ちました。

 問題はその後です。米国株投信(MAXIS Slimと楽天・バンガード)に比べて、回復が明らかに遅い。

 元本割れこそ脱したものの、最後の方はかなりの低迷ぶりでした。

 ディフェンスには働かず、回復は遅い。リスクを取ってもリターンが欲しいから許容度を最大にしているのに、コレでは色々とかみ合っていない。

 つまりは、「合わない」ということで。

 半年余りのリターンが1.01%と、全くホメられた成績ではありませんでしたが、買ってみたい商品があったのもあり、思い切りよく手放しました。

 6月末の米中首脳会談でまた下がったりしたら、売るに売れなくなりますからね……。

 

  • 結局、会談では何も起きなかったので、今は最高値を更新するS&Pを横目にIPOで遊んでます。当たりませんけど。

 

米国株高いんだもん

 

 ドル建て・円貨決済の影響

 

 ウェルスナビの資産運用はドル建てのため、米ドルベースでの実績も見ることができます。

 

ウェルスナビ・ドル建て運用成績

 

 ドルベースでの運用益は4.49%。円ベースでの1.01%と比較すると、3.48%もの開きがあります。

 これは円高の影響でしょう(107円あたりをうろついていたはず)

 

  

 ウェルスナビでの資産運用は、以下のように行われます。

 

  1. ユーザーが入金。
  2. ウェルスナビが、円→ドルに変換。
  3. 資産購入・運用。(ドル建て)
  4. ユーザーが売却指示。
  5. ウェルスナビが資産を売却。
  6. ドル→円に変換。
  7. ユーザーの口座に円で入金。

 

 青地部分はウェルスナビが自動で処理するので、ユーザーがタッチする余地はありません。
 一連のプロセスの内で、ユーザーがドルを手にすることはないのです。
 そのため売却時に円高だと、利益が目減りしてしまうのですね。(ドルを円に換える=ドルで円を買うことになるので、円が高いとあまり買えない)
 ドルのままで保有できれば、円高のタイミングを避けて円に換えるといった調整も可能なのですが……。
 手間が省ける代わりに、為替相場の影響を強く受けるのが円貨決済の弱点。今回はそれがモロに直撃する結果になったようです。

 

勉強になりました